「いい人材が欲しい」
「社員が長く続かない」
「人手不足で大変」

よく耳にします。

わたしも1名スタッフ(行政書士)がおります。
もうすぐ在籍5年になります。
昨年末から社会保険にも加入してもらいました。

「中山先生はよい人材に恵まれましたね~」
本当にその通りですし、出会いに感謝もしています。

が、

少し違和感を感じるのです。

ある経営者の方との会話

あるとき、来社されたお客様(K様・経営者)との会話。

K様「スタッフさん、何年になるんですか?」
私「もうすぐ5年です~。」
K様「そうですか~、きっと待遇が良くて居心地も良いのでしょうね。」
私「ありがとうございます。もっと待遇よくできるように、私も頑張らないといけないと思っています~」

!!

このK様との会話がとてもしっくり来たのです。

振り返ってみると、「いい人材に恵まれてうらやましい」という人は、人で悩んでる方がほとんど。
かたや、K様は人で悩んでいません。

「いい人材」とは何か

「いい人材」って一体何なのか。

私は、雇用主である「経営者の実力」に比例して生まれる存在なのではないかと思うのです。

組織運営における「経営者の実力」は、以下の3つの掛け算で構成されていると、
ランチェスターリーダーシップ理論では伝えられています。

  • 経営に対する熱意
  • コミュニケーション力
  • 戦略能力・仕事のスキル・知識

当事務所で意識していること

  • 戦略的に値上げをしながら、賃上げにも積極的に取り組む(待遇強化)
  • 仕事は多く任せ、手持無沙汰の時間を持たせない(成長の機会)
  • 仕事のやり方に口出しせず、本人のやり方を尊重(ボトムアップ)
  • 得意分野には実行プロセスと意思決定の権限を付与(権限移譲)
  • 時間・体力的に無理をさせない配慮(健康管理)
  • スケジュールを共有し、段取りを重視
  • 受けたい研修は受講させる(受講時間も労働時間)
  • 定期的に感謝の気持ちを伝える
  • 懇親会などの交流(情動発散)
  • 自分自身も学びに投資し、挑戦し続ける

上記を意識することで、私自身ノーストレスでやってこれています。

もしスタッフに不満があれば、とっくに辞めているか、独立していると思います。

それどころか、スタッフ自身が必要なスキルを学びに行き、
営業活動まで行っています。

スタッフの声
「居心地がよく、仕事が楽しい。勉強にもなりますし、場所も便利です!」

私が車を運転できないため、立地(天神)は大事にしていました。
現にスタッフもペーパードライバーでした(笑)

まとめ

よい人材に恵まれ、さらに育てることができているのだと思います。

よい人材を採用するノウハウを学んでも、
経営者の実力が不足していれば、うまくはいきません。

よい人材を探し続けても、永遠にたどりつけないのです。


よい人材を探す前に、経営者自身の実力向上が先。

課題を「人材」ではなく、
「自分自身」に向ける勇気を、
経営者は持つべきではないでしょうか。

《参考》

1980年頃、東京のある大学が、その大学を卒業した学生が就職したあと、
どのようにして仕事上の知識を身につけ、

どのようにして技能を身につけていくかということについて、
3年か4年の実態調査をしました。(50~60人)

以下、4つの組み合わせがあり、仕事実績の良かった順をつけていと、
意外な結果となりました。