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当事務所は、ランチェスター経営戦略についてインストラクター経験10年以上である女性唯一

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リーダーシップの本質

新年度は入社退社など異動が多かったと思います。

また、併せて新入社員研修に取り組まれた方も多いのではないでしょうか。

組織力を強固にしていくため、どのような人材へ育てていくべきか、誰をリーダーにして教育を任せるのかは、人員が増える上で必ずといっていいほど課題となります。

ここで、ランチェスター経営「リーダーシップ戦略」についてご紹介します。

1980年頃、東京のある大学が、その大学を卒業した学生が就職したあと、どのようにして仕事上の知識を身につけ、どのようにして技能を身につけていくかということについて、3年か4年の実態調査を行いました。(50~60名)

以下、4つの組み合わせがあり、仕事実績の良かった順をつけていくと、意外な結果となりました。

           指下指下指下

 

 「1」 上司から仕事で良い指導が受けられるので、やる気がおき、ぐんぐん実力が伸びる。    生産性もみるみる上がる。
「2」 上司から良い指導を受けられるので、時間をかけて実力がつくようになる。      生産性もじわじわ上がる。
「3」 会社の雰囲気はよいので、生産性はそこそこ上がる。
「4」 パワハラが起こる。退職者がでる。(良い人材から辞めていく)生産性は最低に。

 

上司の実力が高いと、仕事実績の順位は1,2となります。

業績というのは、上司のリーダーシップ力に左右される傾向が強いのです。 

では、上司の実力とは何でしょう。

ランチェスター経営では上司の実力を以下のとおり定義しています。

①人間関係能力(コミュニケーション、思いやり)

×

②仕事遂行能力(戦略、技術、知識)

×

③熱意、意欲(モチベーション)

 

ポイントは①×②×③の掛け算であるということ。

 

②③は上司としては当然求められる能力として自覚されているのですが、①が重要であることは忘れがちです。

 

従業員にも一人一人家族がいます。趣味や得意なこと、関心のあること、将来の夢などがあります。

こういったことに関心はありますか?

従業員と定期的に面談していますか?

自分のやり方を一方的に押し付けていませんか?

まさかまさか、従業員は仕事をする単なる「駒」だと思っていないですよね??

労使関係でもめている会社は少なからず、上司側のリーダーシップ力の欠如が見受けられます。

または、リーダーシップ力が十分でないうちから、人を雇いすぎている傾向があります。 

 

会社の業績は98%以上は経営者(上司)の実力です。

どんな人をリーダーに置くべきか人選決定も社長の経営責任なのです。

 

社労士・行政書士中山優子法務事務所

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